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執筆者の写真生命応用化学科 日本大学工学部

Molecules誌に論文が掲載されました。

当研究室の研究成果がMolecules誌に掲載されました。


Taku Shoji,* Mutsumi Takeuchi, Mayumi Uda, Yukino Ariga, Akari Yamazaki, Ryuta Sekiguchi, Shunji Ito, Molecules 2023, 28, 5785.

 キノロン誘導体は、古くから抗生物質として利用されている化合物です。また、キノリン誘導体も抗マラリア薬として使用されてきた化合物ですが、近年ではボスチニブレンバチニブカボザンチニブなどの抗がん剤としても臨床応用されています。

 本研究では、2-クロロアズレン誘導体とアリールアミンとの芳香族求核置換反応により合成した2-アリールアミノアズレン誘導体から、アズレノ[2,1-b]キノロンおよびキノリンを合成する手法を開発しました。これらの合成法は、アズレン骨格を持つ新規医薬品の開発において有用な手法になりうると考えられます。



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